モテるためには、○○がいいとか、○○をしてはいけないという意見をよく聞いたことがあるかと思います。

ですが、モテるためには、一切そういった行動をとらない方が良いという意見さえあります。

モテる為にはモテる為の行動をしない事

「女性にモテる為の正解や王道というものがあり、自分はその筋から外れた言動をしているからモテないのだ」と理由付けをしているのであれば、今後の人生において、あなたにモテ期は到来しないでしょう。

「モテキ」というテレビドラマがありますが、あれはとどのつまり、主人公が「あれ?理由が分からないが、何だか俺モテているようだ」という一点において面白いのであり、モテる男はモテるような努力をあまりしません。

俊足な人は努力せずとも俊足なのだから、足が速くなりたいな~とは考えませんし(トップアスリートは除く)、喋りが達者な人もそれと同様です。

努力してモテているという考え方や見方を持っているのであれば、それは少々違うと思いますし、くどいようですが、そのような考え方や見方をする限り、今後もモテないでしょう。

ある1日間だけモテたいのなら、瞬発的なモテマニュアル的行動を取ってもよいでしょう。

しかしモテるとは人生の長いスパンにおいての状態の事を指しますし、そんな行動は見ていて痛ましく何より体が持ちません。

これを読まれている方もこの点は同意頂けると思います。

何かに向けて努力をしている姿は褒められる事が多いですが、女性にモテようとする努力については、親兄弟や友達から感心はされても、女性陣が好意を抱くに至ることは少ないでしょう。

「人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である」。

これは、古代ギリシア哲学者のアリストテレスの言葉です。

今のテーマに置き換えてみると「モテるのは繰り返す行動の総計だから、急にモテようと単発的な行動をしたころで、優秀な結果は出ないよ。モテるのって習慣の結果だから」と読み解けないでしょうか。

モテたいと本気で考えている方に言いたいことは、もし、〇〇すればモテる的な記事に惹起されて起こした行動中なら、それを止めることです。

血肉にならない知識だけの理論武装では女に勝てません。

「ただでさえモテないのに、何もしなければ何も進展しないじゃないか」と反論されたあなた、本当に今まで何もしてなかったのでしょうか?

モテる為の行動を止める”努力”をしろと言いましたが、モテない為の行動を知らず知らずのうちにしてませんか?

モテる為の行動は意識して行うから気付きますが、モテない為の行動は十中八九、無意識に行っているのです。

モテない人が行っている行動

モテない人の多くが【客観性の低さ】【相手に対する不要な配慮】【時間軸のズレ】の3点セットを持っています(あくまで対女性についてで、対仕事や対同姓では分かりません)。

女性を目の前にすると自身で作り上げたストーリが始まり、相手を置き去りにします。

私に言わせてもらうと「あなたは講師か」と感じる事があります。

自分の話・自慢話の多い人がモテない理由はココにあります。

「では相手の話に相槌を打ち続ければよいの?」。

それも違います。

女性にモテたいなら、自然体でノープランで接するに限ります。

すべきことは女性がいない所でします。

何をするかは今から述べます。

ノープランでの接触を実行するには、世間の様々な動向に目を向け耳を傾け、幅広い見識を得る習慣を普段から持つ事です。

千里の道も一歩よりです。

博学になる必要はありません。

モテる為のノウハウ習得に貪欲になるのではなく(そもそもそんなもの存在しません)、日常の様々な事柄に興味を持つ事です。

極論すると女性への興味は一旦捨ててみましょう。

あくまで持論ですが、そのような人間にならなければ、所謂”つまらない人”になりがちです。

そうして得た肥やしは、ある時突如として開花します。

女性と接する度に「何の話をしよう?こう言われたらどう返答するのが正解だっけ?」等という、もはや恐怖に近い状態から脱出できます。

あなたがモテないのはそういう事です。

認めようと認めまいと、意識しようが無意識だろうが、女性との接触に恐怖しているのです。

肥し不足からくる応酬話法のスキル不足故、自身のストーリで突っ走るしかないという悲劇・・・

客観性の低さとはこの事です。

更にこれが呼び水となり、望んでもいないであろう贈り物、優しい言葉や誉め言葉だと思い込んで投げかける言葉、これらが相手に対する不要な配慮へと繋がります。

自分のストーリにどっぷり浸かってしまっては、相手は今なにを感じているのか、どう考えているのか、押すべきか引くべきか留まるべきか・・のタイミングも検討が付きません。

1分早かった(または遅かった)の違いで、落とせた口説き文句が水泡に帰す事もあります。

これが時間軸のズレです。「〇〇すれば絶対モテる」的な事は何ひとつ記載しておらず、ガッカリされたでしょうが、私はこれで女性に不自由はしておりません。

「〇〇すれば絶対モテる」的な手法は、それを書いた人に通じただけというのが個人的な考えです。

モテる土台は女性のいない場所で育まれていきます。

 

モテるには、モテるための行動をとるなという方もいますが、一方で、自分で行動をとるべきだと考える人もいます。

 

モテたいと思うのなら、とにかく自分を知ってもらうために営業活動!?をする

女性にモテるためには、容姿が良いこと、イケメンな事。

モテるためには間違いなくコレです。

でも、これはあくまでもモテるためのきっかけであって、この時点ではモテてるという事ではないのです。

モテるの定義が、スタートしてから数分、女性が寄ってきたらOKというスタートダッシュ型の考え方なら、それでも良いのかもしれませんが…。

『美人は3日で飽きる』という言葉があるように、モテるためのきっかけとしては容姿が良いというのは最強でしょう。

でも飽きるんです、それって…。

なんで飽きるのでしょう?

簡単です!3日で飽きられる美人は、ただ美人なだけだからです。

なので、きっかけとしては最強ですが、時間が経てば経つほど、そのメリットは薄れていくので、モテるための必須条件ではないのです。

『美人は3日で飽きる』は男性が女性に対しての言葉ですが、基本的には女性が男性に対しても同じです。

『イケメンは3日で飽きる』ただ女性は3日で飽きるかどうかは分かりませんが…。

そこは男性女性特有のものがありそうな気がするので。

ただ日数の違いこそあれ、結果が同じ『飽きる』ということは間違いないです。

それでは、特に容姿も良くなくイケメンではない人はどうしたら良いのでしょうか?

これは自分を出していくしか方法はありません。

モテるためには自分をアピールすべし

容姿が良くてイケメンな人は、こちらから何もしなくても、女性の方から寄ってきて興味も抱いてるので、女の子に来てもらうための営業活動は必要ないのです。

そうでない人がモテたいと思うのななら、自分から営業活動をしなくてはならないので、それには自分に興味を持ってもらえるように自分を出せないと、モテたいという目的に1歩も前に進まないことになります。

モテるという目的達成が5とすると、スタート時点でイケメンな人は3、そうでない人は1と、いきなりハンデスタートになります。

それは仕方ないです。

スタート時点では相手の方が前からスタートでハンデがあるけど、ただ走るスピードですぐに並んで追い抜ける差でもあるのです。

ただイケメンと同じペースで走っていたのでは、もちろん差を埋められず、そのままの差でゴールされてしまい敗北ということになります。

それでどうしたら良いのかというと、消去法で外で負けているので内で勝負。

時間が経てば経つほど、次の人が最終的にはモテるんだと思います。

話して楽しい人、面白い人、気遣いができる人、優しい人…この4つ。

あまりに当たり前すぎて、なんだと思うかもしれませんが、逆に言えばこの4つが抑えられれば、スタートでのハンデをモロともせずモテるということです。

走るスピードがイケメンと一緒ではモテるという勝負に勝てないので、イケメンよりスピード感を持って行動。

ただいきなり無理したスピードだと、女性が自分に対して、今で言うウザいという状態になってしまうので、自分のスタート地点が1ということを頭に入れながらの行動が大切です。

そうしていくうちに、女性のリアクションで、イケメンとの差が詰まってきたとか、ちょっと離されたとか分かるようになってきます。

そして最後に言いたいことは、女性はちゃんと評価してくれると信じることです。

女性だって、その時間は消費するのですから、間違いなくその時間は楽しい方が良いはずです。

モテない理由はこれ?

そうして自分を出していったのにモテなかったら理由は2つ。

まず一つは、その女性との相性が合わなかった。

それはお互い好みや性格などがあるので仕方のないことです。

もっと簡単に言うと、一時期的にモテたいと言うことだとしてもご縁がなかったってことだと思います。

もう一つは自分に問題がある。

自分を100パーセント出したのに、モテなかったと言うことは自分に問題がないかを考えることです。

そしたら次につながります。

間違っても思ってはいけないことは、モテなかったことの原因を相手の女性のせいにしないことです。

女性は自分が思ってるより、自分の中身までよく見てくれています。

女性の評価を信じて、楽しいモテる時間ができるように頑張りましょう!

見た目を清潔にすることで+評価に!モテるメンズの髪型をチェック

この記事を書いた人

山田たかし
男性に生まれたからにはモテるべき。
自身の経験を活かし、モテる方法をレクチャーしている30代男。
日頃からレディーファーストを心掛けている。
新宿在住。行きつけのバーが多数。