ヒップが大きいと下半身も大きく見えるし、履きたいデニムもサイズが合わなかったりなど、大きいお尻に悩んでいる女性は多いと思います。

現代社会は昔に比べ、デスクワークが多く運動を行う人が少なくなっているため、肥満体質や筋肉量低下の人が年々増加傾向にあります。

その影響でヒップに脂肪がついてお尻が垂れ、太くなる原因にもなります。

そこで、今回は短期間でヒップを小さくする方法やお尻痩せを効率良く進める秘訣について紹介していきますね。

 

お尻が太くなる原因は?ヒップアップのための基礎知識

お尻を小さくするためには、まずはヒップアップの基礎知識を身につけることが必要になります。

 

まず、ヒップが太くなる原因として、

・骨盤の歪み
・筋力低下
・姿勢が悪い

上記の3つが大きな原因としてあげられます。

 

ヒップが太くなる原因①骨盤の歪み

まず、骨盤が歪む事で筋肉も左右均等に使用する事が出来なくなります。

という事は、左右どちらかのお尻に負荷が強くかかっている状態になるので、その分筋肉と脂肪として大きくなってしまうことがあります。

これが続くと腰痛になり、再び逆側をかばおうとするので、逆側も太くなることに繋がります。

 

ヒップが太くなる原因②筋力低下

筋力が低下するという事は、ヒップだけの問題では無く体全体的なことが関わってきます。

筋力低下=筋肉量低下と簡単に考えてもらえれば分かりやすいかと思います。

筋肉が衰えるということは、体の代謝も低下しているということなので、その分脂肪はヒップだけでなく体全体に付きやすくなってしまいます。

また、普段あまり動かす事の無い部位は積極的に脂肪がつきやすいです。

例えば、二の腕や、お腹、お尻などは普段から意識的に動かしているかというとそうではないと思います。

お腹やお尻は脂肪をため込むのに邪魔にならない部位になる為、人間の体の仕組み状どうしても脂肪が付きやすくなってしまうんです。

 

ヒップが太くなる原因③姿勢が悪い

姿勢が悪い=猫背が多いのですが、猫背は常に体の後ろの筋肉が伸びている状態なんです。

人間の体は起始・停止というそれぞれの筋肉とその上にスーツの様に全身繋がっている筋膜というもので大まかに構成されています。

猫背が続くと筋膜が伸びたままなので、ヒップの辺りも当然伸びたまま。

筋膜が緊張していると血管が圧迫され血流も悪くなります。

つまり、老廃物などが溜まりやすくなり、凝ったり、脂肪がつきやすくなったりするのです。

 

また、この姿勢の悪さが冷え性や頭痛の原因にもなります。

その他、座っていることが多い人や高カロリーな食事を食べている人もヒップが太くなりやすいです。

長時間座る事で、体重がお尻にかかるので血行も悪くなります。

結果、下半身へ血液を送る機能が低下するので、脂肪がつきやすくなるのです。

また、高カロリーな食事はお尻だけでなく体全体に脂肪を蓄積させる原因になります。

 

ヒップが太くなる原因の1つ「骨盤」が歪む理由

骨盤が歪む理由として、

・間違った歩き方をしている。
・バッグを利き手ばかりで持っている。
・筋肉の緊張

この3つが大きな理由としてあげられます。

 

骨盤が歪む理由①間違った歩き方をしている。

あなたは間違った歩き方をしていませんか?

ヒールでいうと膝関節を少し曲げた状態で、前重心にして移動を行う事で、お尻や太腿の筋肉を使わなくなります。

歩き方がおかしいせいで、体の重心が偏って、それをかばおうとして骨盤が歪んできたりします。

 

骨盤が歪む理由②バッグを利き手ばかりで持っている。

利き手ばかりでバッグをもっている人も、当然骨盤が歪んできます。

ついつい利き手でもってしまいがちですが、それだと体半分に重心がかたより、左右の筋力が異なってきます。

左右の筋量が異なると常に体の左右差が出るので、いつまで経っても骨盤は歪む一方です。

 

骨盤が歪む理由③筋肉の緊張

筋肉が緊張する事でも、骨盤が歪みやすいです。

例えば、骨盤を支える腸腰筋(ちょうようきん)の力が低下する事で、背中にその分の負荷がかかり、背骨に沿ってつている脊柱起立筋が緊張します。

筋肉が緊張すると引っ張り合って凝り固まるので、その分他の部位も引き付けられ歪んでいきます。

また、肩こりや怪我をした場合などもその部位をかばって、背骨が歪み、骨盤にも影響が出てくる場合があるんです。

 

筋トレと骨盤矯正ストレッチでヒップを小さくする方法!

では具体的にヒップを小さくする方法を解説していきます。

お尻痩せを短期間で実現する秘訣は骨盤のゆがみを整えること。

お尻痩せには、もっといろんな種類の筋トレをして、食生活も変えて、と思いがちですが骨盤が歪んでいると、どんなにヒップを小さくするための筋トレを頑張っても効果を実感しにくいです。

この骨盤の歪みを矯正し、ヒップを小さく綺麗にしていくにはヨガがおすすめ。

ですので、ヒップを小さくするのに効果的なエクササイズを紹介していきますね。

 

骨盤矯正ヨガ

①足の裏をあわせた状態で仰向けになる。(股関節周りの緊張感をほぐす)
②足の裏をつけたまま、右の足を真っ直ぐに立てる。
③両手は斜め下に伸ばす。
④足を立てた方のお尻を上げる。
⑤同じように1〜4までを左の足でも行う。

 

お尻をあげた時は、肩が床から離れないようにする事がポイントです。

また、筋肉の緊張をほぐすのが目的なので深呼吸をしながら行うようにしてください。

 

注意点は、無理に行うと逆に筋肉が緊張してしまうので、気持ちいと感じる所でストレッチを行うようにしてください。

 

お尻痩せエクササイズ

①四つん這いになる。
②息を吐きながら、左右対称の手と足を真っ直ぐに上げる。
③その状態で深呼吸しながら30秒キープする。
④そのまま両手を付き片方の足を90度に曲げた状態で真横に上げ下げする。
⑤その次は足を90度に曲げた状態で、お尻の付け根から足の裏を真上に蹴り上げる。
⑥終わったら正座をした状態で前屈し、体を伸ばす。
⑦1〜6の流れを反対側の足でも同様に行う。

 

一つ一つの回数が多くてヨガや筋トレ初心者さんにはキツイかもしれませんが、徐々に出来る様になるので、深呼吸を行う事が出来る限り、ヒップを意識しながら行ってみてください。

 

また、可動域も重要になるので、最大限伸縮させることがポイントです。

 

注意点は、息を絶対に止めない事です。

きつくなって息を止めてしまうかもしれませんが、これだと筋肉が緊張してしまう事に繋がる場合があるので、深い呼吸を行うようにしてください。

 

ヒップを小さくする方法!お尻痩せを短期間で実現する秘訣まとめ

さて今回は、「ヒップを小さくする方法!お尻痩せを短期間で実現する秘訣」ということで紹介していきました。

ヒップがたるんだり大きくなってしまう原因は、加齢による筋力低下だけでなく、骨盤の歪みや姿勢の悪さといった普段の生活に大きな原因があったりします。

最短でお尻痩せの効果を実感したいのであれば、毎日ヒップを小さくするエクササイズを継続して、血流を良くしてあげる事がポイントになります。

今回紹介しているヒップを小さくする方法はテレビを見ながらでもできる簡単なものなので、是非実際にやってみてヒップを小さくするチャレンジをしてみてくださいね!

 

ヒップアップを効率良く行う方法については、こちらでより詳しく解説していますし、ヒップアップだけでなく、胸や二の腕、背中、お腹、脇腹、太もも、ふくらはぎといった体全体のたるみ解消法を紹介しているので、理想の引き締まった体を目指していきましょう!

ヒップアップの筋トレ!女性に効果絶大な方法はこちら

 

この記事を書いた人

K.Takky(タッキー)
筋トレやダイエットなどで体を引き締めるコツやどのようにすれば効率よく鍛えていくかなどをできるだけ具体的にわかりやすくお伝えできるように、今までの経験をいろんな方にお伝えしています。
スポーツは昔から好きで、水泳やバスケ、サッカー、陸上、ブレイクダンスなどいろんなスポーツを経験してきました。
筋トレも好きで、誰でも簡単にできる筋トレを日々模索中です!